中学受験に失敗し、落ちこぼれの中学生時代
我が家の長男のコー(現高3)は、過去、中学受験に落ちました。大失敗でした。本人の失敗ではなく、完全に親の失敗です。
一言で言えば、「心構えが甘かった。」のです。
たとえ、落ちたとしても、近所の評判のいい公立で良いだろう、と、滑り止め校を1校も受けさせなかったことが、最大の失敗だったと思います。
受ける学校を1校にしぼり、結果、不合格・・・・。
人生で初めて全否定された気持ちになってしまったコー。
コーが泣く横で、私も泣きしました。
親子で受験の失敗を引きずったまま、なかなか前向きになれず、コーの中学校の成績は、みるみるうちに、落ちていきました。
やる気をなくしてしまったのは、おそらく、精神的なストレスが原因でした。
国際系の高校へ進学→留学
それでもなんとか無事に、国際系の高校へ進学できたコー。
しかし、入学しても、相変わらず毎日ノー勉。今日もノー勉で、あのままだと、おそらく、1年後2年後もノー勉だったでしょう。
いつまで待っても、イエス勉DAYはなかなかやってくる気配はありません。
学校から家に帰ればスマホかゲーム三昧。あまり勉強しろ、とは言いたくないのですが、さすがの私も、「このままでは、マジヤバイだろ」と思い始めました。
高1の夏休みに差し掛かる前、とあるテレビ番組で、フィリピン留学特集をしていました。
フィリピン留学は、安く、時差もなく、マンツーマンレッスンでみてくれるので、英語留学初心者にオススメで、今とても人気!という内容でした。
「これだ!」と思った私は、
「夏休みに、フィリピン(セブ島)留学へ行ってみない?」と提案してみました。
当初は全力で嫌がっていたのですが、インターネットで色々なユーチューバーが海外で活躍しているのを見て、日に日に興味が出てきたようです。
そして、高校1年の夏、コーは、フィリピンへ旅立ってゆきました。
その日をきっかけに、コーは変わりました。
わずか2週間でしたが、今までの生活になかった刺激を受けたことと、不安やホームシックを乗り越えたことで、大きな自信が生まれたようです。

帰国してからは、英語で外国人とのコミュニュケーションに興味を持ち、高校で募集していたホストファミリーを引き受けました。


高校2年生では、タイに8ヶ月間留学。


学校の勉強だけじゃない
あの、毎日ノー勉三昧だったコーは、留学、ホストファミリー、ボランティア経験を通し、3年間でたくましく成長しました。
今はコーは、毎日勉強をしています。英語、タイ語、読書だけで、学校の勉強はあまり頑張っていませんが・・・。それでもノーベンだったあの頃に比べれば、今はとても生き生きしています。
今後、タイの大学へ進学予定です(コロナでどうなるかわかりませんが・・・)
中学受験に失敗、一度は落ちこぼれ&引きこもり気味になりましたが、コーは立ち直ることができました。
私がここで私が発信したかったのは、受験が全てではない、学校の名前がすべてではないということです。
子供の道は、いくらでも、無限に開けているのです。
私が今、三男のグリに、ゆるい中学受験サポートをしているのも、それが理由なのです。
今後も中学受験、ゆるゆるサポーターブログを書き続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
